A. しばらく連絡を取っていなかった、親しくて頼れる友人や先輩に相談する感覚で文章を書いてみると、わかることがあります。本当に話すつもりで書くのがポイントです(せっかくなので、これを機に連絡をとって相談してみても良いかもしれません)。


とりあえずイメージしやすいように、あなたは夕飯にハンバーグと蕎麦のどちらを食べるか、で悩みに悩んで途方に暮れていると仮定して、文面を作ってみましょう。
〇〇先輩
ご無沙汰しています。お元気ですか?ちょっと迷っていることがあって、先輩にアドバイスを伺いたく、メールしました。
実は今晩、ハンバーグと蕎麦、どちらを食べようか迷っているんです。本当はハンバーグが食べたいんですけど、最近ダイエットを始めたのでカロリーが気になりますし、胃もたれしちゃうかなって不安になっています。蕎麦も捨てがたいけれど、夕飯にはちょっと物足りない感じかもしれなくて、悩んでいます。どちらを選べばよいでしょうか…

なかなかそんなことでは思いつめたりしないかと思うので、自分の悩みに合わせてハンバーグと蕎麦を置き換えてみてください。

……



書いてみたでしょうか。
そうしたら、読み返してみましょう。
実は、上記の文では、自分が本当は食べたいもの、自分で書いてるんです。

本当はハンバーグが食べたいけれど」
…ということで、本心ではハンバーグが食べたいのです。

「ぶっちゃけ」「本当は」「正直なところ」
…書いてみてそんな文面が出てきたら、マイナス面が見えていたとしても、やっぱりそれが自分がやりたいことなのではないかと思います。


また冒頭で、「 しばらく連絡を取っていなかった」友人や先輩に相談する感覚、と書きました。
相手としばらく疎遠だったという事は、自分の最近の状況、置かれた環境などを含めて客観的に説明する必要が出て来ます。ですので、相談をまとめることを通じて、自分でも悩みを少し離れた所から見ることができ、冷静に判断できるようになる、というメリットもあるのです。

次回に続きます。