普段、切り絵は黒い紙で作り、着色は半紙をアクリル絵の具で染めて、それを貼り付ける、という手法でやってきたのですが、今回は初めから色のついた紙を切って、それを重ねてみる、ということをやってみました。
ランプの切り絵(影織切絵)

この手法が、これまでやってきた手法と大きく違うのは、切ったものの重ね方によって遠近感や立体感を出せる、ということです。

たとえば、上の作品では炎+ランプ+ランプの周りの丸い灯、という3種類を切ったのですが、どの切り絵を前に置くかによって、感じる奥行きに大きく差が出るとわかりました。

ランプの切り絵②(影織切絵)

ちなみに、上のように紙にべったりのりで貼りつけてしまうと、立体感が損なわれるので、少し浮かせて貼るといいかな、と思いました。